2018.06.19
大阪府を震源とする最大震度6弱の地震が観測されました。通勤ラッシュの交通機関はまひし、津波の発生はないものの、壁などの崩壊や水道管破裂、火災、停電と様々な被害とともにけが人や死亡者も報告されております。被害に遭われた方にお見舞い申し上げると共に、亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。
地球の表面はプレートという巨大な岩の板で覆われています。全部で数十枚あるプレートは別の方向へ数センチずつ動いており、プレート同士が近づくところではぶつかり合うなどして力がかかり、地震のもとになる力がたくわえられます。
日本列島はそのうちの4つのプレートがぶつかり合っていて、世界的にも地震が多い国なのです。
◆プレートそれぞれの境目では、陸のプレートが海のプレートに引きずられて一緒に沈み込み、だんだんと歪んでいきます。
◆やがてその歪みに耐えられなくなって、ポーンと跳ね上がりますが、その衝撃がまさに『地震』です。海では海底が急に盛り上がり、その上の海の水が持ち上げられます。そして海面が盛り上がり、まわりに広がっていくのが『津波』です。
いつ起こるかわからない地震。
どこで起こるかわからない地震。
今回襲った大阪での災害も、7年前おきた東日本大震災も、一瞬にして町も破壊され命も奪います。
もしもの時に備えて準備や知識を再度確認しましょう。
