2019.07.02
海開きとはシーズンの始まりに海水浴場をその年に初めて開く事を言います。
日本では海水浴場で、海開き初日にシーズン中の繁盛と安全を祈願し、神主による神事や安全祈願祭が執り行われることが多いようです。
海開きは基本7月上旬が多いのですが、沖縄では3月~4月、小笠原諸島の「父島」では何と1月1日に開かれるとの事です。
小笠原諸島の平均気温は沖縄よりも高く、1月でも20℃前後あり、水温も高いそうです。
山開きとは、その年に初めて登山や入山が許されることです。
山は昔から神様がいると考えられておりましたが、僧侶や修行者しか山に入るのを許されていませんでした。
その後、一般の方々も神様を拝むために一定の期間だけ入山することが許されるようになりました。
登山の安全を祈願し、神様に一般の人の入山を許してもらう儀式として行われるのが山開きと言われていました。
ちなみに「○○開き」という言葉の始まりは山開きであると言われております。
山開きの日にちはそれぞれの山で違いますが、富士山の山開きは山梨県側では7月1日。静岡県側では7月10日に行われます。