2019.08.20
熱帯の海上で発生する低気圧を「熱帯低気圧」と呼びますが、
台風は、西太平洋、南シナ海に存在する最大風速17.2m以上の熱帯低気圧を指します!
また、台風は上空の風に流されながら移動していきますが、地球は自転しているため、その影響から北へと向かう性質を持っています。
熱帯の海では、太陽が強く照りつけています。
そのため海面の水が太陽によって温められ、たくさんの水蒸気となって空の上にのぼっていく。
それが大きな雲を作り、台風のもとになるのです。
台風情報で耳にするヘクトパスカル(hPa)という単語。
ニュースなどで
「この台風の中心気圧は970ヘクトパスカル」
と耳にしたことはありませんか?
ヘクトパスカルというのは、
台風の中心の気圧の単位を言います。
台風の中心気圧と周囲の気圧の格差が大きいと、たくさんの風が流れ込みやすく巨大化しやすい性質となっており、
中心気圧が低い方が周囲との格差を生みやすく巨大化しやすく
勢力が強いのです。
【★ ヘクトパスカルの値が小さくなるほど、強い台風!】
衛星写真にうつる台風にあるおへそのような穴。
これが渦をまく中心部、いわゆる【台風の目】です!
この台風の目がくっきりしているほど、
ものすごい勢力をもっています⚠️
直撃した際にその真ん中を通ると、
そこは今までの嵐はなんだったのか…と思わせるような静けさで不思議な感覚です☀️
そしてその目を通り過ぎるとまたもや恐ろしい吹き返し。
【★台風は目がハッキリしているほど、強い勢力である】
台風は目を中心に左側と右側では、
嵐の度合いが変わります!
右側に入ってしまう場合は、
台風ならでは強い暴風を伴い、
左側に入る場合は、勢力にもよりますが
え?台風?と感じるものもあります。
【★台風の右側に入る場合はより警戒を!】
近頃地震も多いですが、
自然災害は突然やってくるのはもちろん、
恐ろしい力を秘めています。
台風に関しては台風対策など
ある程度備えができる自然現象なので、
小さいからと安易に考えず、
万が一窓ガラスが割れても飛び散らないように
窓にガムテープを貼る。
外にあるものは風で飛ばされないように
室内にしまう、又は固定するなど
しっかり対策しましょう!