2019.03.19
花見の本来の意味は、「お祓いを行う神事」であったといいます。
花見の期間も今では開花からその終わりまで、楽しむ事が一般的ですが、
古来は期日も設定されていたそうです。
合わせてなぜ「桜」がここまで上げられるか?
について調べてみると、、、
さ・・・山の神(田や稲の神)
くら・・神様が座る場所
桜自体を山から降りて来る神の依り代を表すとされ、
今ではどんちゃん騒ぎをする行事の様になっていますが、
桜の木の下で神様を料理と酒でもてなし、
合わせて人々も一緒にいただき豊作を願うのが、
本来の花見の意味だとされています。
花見という文化はなんと日本だけの文化で、
これには「四季」による気候の違いからだとか。。
桜はそもそも日本固有種があり、
江戸時代末期頃に改良された「ソメイヨシノ」が
多く植えられた事から花見が春の風物詩になったという経緯もあります。
今では日本から贈られた桜が海外にも渡りますが、
桜を愛でながら花見をするという風習が海外にないのは
「そもそも無かった」からといってよいでしょう。
さらに海外では外で飲酒をする事を法律で禁止されている国も多いことで、
日本の様な花見がない理由の1つでもあります。
そうとはいえアメリカなどでは日本の文化
「花見」も浸透してきている様ですが、日本の様な宴会状態ではありません。
また、「花見をしながらピクニック」という
行為自体はフランスなどでも行われていて、
特に桜に的をしぼっているのではないのでこれもまた
日本のお花見とは違うレジャーとしての楽しみとして行われています。