2019.09.24
気象庁よる秋の区分は『9月〜11月』
夏日でなくなるなるのは9月下旬からで、「もうすぐ‼️」というところでしょうか。
平均気温が下がってくるのはもちろんですが、日が短くなった事も季節が変わるおしるしです。
あるサイトの調査では「秋を感じる時」という結果が、
□ 肌寒さを感じた時
□ 虫の声を聞いた時(鈴虫とかですかね?)
□ 日が短くなった時
というのが、7割以上だったみたいです。
『〜の秋』というワードを耳にするのも秋ならではの言葉じゃないでしょうか。
代表的なものといえば…
■ スポーツの秋
■ 読書の秋
■ 食欲の秋
なぜ、秋にはこのようなワードが飛び交うのでしょうか。
それはやはり!「気候」に関係がありました!
⭐️暑さも一段落した秋は過ごしやすく、様々な事に挑戦しやすい気候である事。
この集中しやすい気候こそが、「〜の秋」の始まりなんですね。
きっかけはなんと⁉️…
「東京オリンピック」
もともと体を動かすのに最適な気温から、スポーツに適しているとも言われており、さらに天候も良い日が続くことから運動会も秋に行う傾向にあったそうです。
それが「東京オリンピック」をきっかけに、以前よりも更にスポーツに親しもうとする気風が高まり、その2年後、開会式のあった10月10日を国民で運動を楽しもうと呼びかける「体育の日」を制定しました。
その体育の日を中心として運動を楽しむ風潮から【スポーツの秋】と言われるようになったんですね。
ちなみに現在の体育の日は、10月の第二月曜日となりましたが、東京オリンピックが開催される2020年に限って「スポーツの日」となり、7月24日に移動するそうです。
「人の集中するのに適している最適な気温が18度前後」という事で、これもまた気候が関係している事がわかります。
同じく18度前後になる春から夏にかけては、梅雨の時期と重なるため蒸してしまいます。それに比べ秋は湿度もあまり高くないため、より集中して本が読みやすい環境が整うんです。
歴史という観点からは、古代中国の詩を読んだ「灯火を親しむべし」という詩を、千円札でお馴染み「夏目漱石さん」が「三四郎」という小説の中で取り上げ、そこから【読書の秋】が広まったとも言われているそうです。
秋といえばお米が実り、野菜も美味しく果物もとれ、さらに魚も沢山とれる「実りの秋」からきています。
輸入や技術が発達した現代では、一年中美味しいものがいつでも食べられますが、昔は季節に応じて作物は収穫され、その中でも「秋が1番食べ物が豊富な季節」だった説です。
作物はとれたてが美味しいという考え方は、今でも定着していると思いますが、いわゆる「旬の食べ物」がたくさん出回る季節が【秋】なのです。
そしてもう1つ。
生き物に多くみられる「冬眠に備えて脂肪を貯めこむ」本能も関係しています。
私たち人間は冬眠はしませんが、寒い冬を乗り切るため、体に脂肪を貯めようと「食欲が強くなる」のです。
食べ物が美味しい事も重なって、食欲がより強くなるために【食欲の秋】と言われているんですね。
お出かけするのもよし。
室内で何かを取り組むのもよし。
軽く体を動かしたあと、旬の食べ物を美味しくたっぷり食べ、ほっと一息読書でも…という感じで1日の〜んびり過ごすのも良いですね〜♪”
何かをするかは自分次第の「秋」
ストレス社会と言われる世の中ではありますが、自然の恵みからリフレッシュできる「秋」を堪能してみてはいかがでしょうか(👀)/